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マルタ・サギーは探偵ですか? (2) 冬のダンス 

マルタ・サギーは探偵ですか?(2)
著者: 野梨原花南
出版社: 富士見書房
ページ数: 206p
発行年月: 2005年03月

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あらすじ
「わたくし、カード戦争委員会から参りました。―マルタ・サギーのフォローをするために」シェリー・オーウェンは微笑んでそう告げた。異世界・オスタスで、名探偵事務所を営む“完璧な探偵にして全く探偵でない”マルタ・サギー。あらゆる世界の法則を捻じ曲げる“名探偵”のカード使いである彼は、カード戦争から逃れられない。カード戦争は、誰が何のために始めたのか?世界の神秘に通じるその謎を巡って、ドクトル・バーチが属するフィランシェ教室もまた、動き出す。それはマルタの助手・リッツの過去へと続く、ある人物の登場をも意味していた―。全てを受け止め、マルタは笑う。「負い目があるとわかっているなら、それを打ち消さなくちゃいけない。僕だって、それくらいの事は解るようになったんだよ」新感覚カードバトル・ミステリー、新展開突入。

バーチ負傷。
ところでバーチの香りになってる杜松ですが、手元にあるジュニパーの香りだと松。
クナイプのワコルダー(杜松)も松っぽい山の香りで、別名:和白檀。
いっそブルガリのブラックとか似合いそうな感じがするのだけれども。
それより検索で見つけた杜松の樹というグリム童話がものすごく残酷で怖かった。
欧州の子供達は、こういうのを幼少時代から読んでいて、どうして一人で寝たりトイレに行けたりするのかが不思議だ。(←ただの怖がりι)

デアスミス登場。
個人的には、もっと悪者でもいいと思う。
できれば最後にクレイが彼を裏切るともっといい。

アテンダント:
川原由美子著「観葉少女」のなかの「メランコリィの花冠」を彷彿とさせられた。
リッツは「兄は自分すら躊躇なく殺してしまうでしょう」と達観してしまっているけれども、デアスミスはちょっと異常なくらいに弟のことが大切なんじゃないだろうかと予想しているんだが、さてどうなるか。

それにつけても、ますますジャックが好きになります。
バーチが愚弄されたといって、バーチに隠れて部下に指示を出すところなんかものすごく格好イイ。
ちょーシリーズも、よかったり~の魔女もいずれも脇役そっちのけで、主役がものすごくハッピーに終わってしまうので、ジャックにはぜひともに幸福になってもらいたいなあ。

ちなみに、この巻の終わりでリッツとジョゼフィーヌは「食事とお茶」をしていたはずなのに、後の巻ではなぜだか「お茶」だけしていたことに変更されている。
野梨原さんはけっこうあとがきで著者校正のことを取り上げているけれども、その割りにけっこう吃驚しちゃう間違いが多いので不思議なお方だ。

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