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僕に捧げる革命論 

僕に捧げる革命論
著者: 野梨原花南
出版社: 集英社
ページ数: 197p
発行年月: 2007年11月

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界を渡る旅をする魔王サルドニュクスと魔法使いスマート。旅の途中、スマートは別の魔王に、所有の紋章をつけられてしまった!紋章を外すため、その魔王のいる世界へ行こうとするサルドニュクス。しかしスマートが拒み、ふたりはケンカをしてしまう!ちょうどその時、サルドニュクスは召喚され、別の世界へ渡る。呼び出したのはミジャンという名の若い女性召喚術師。発電の儀式のためだというが…。
前作「マルタ・サギーは探偵ですか? (5)探偵の堕天」が7月の発売だったので、
4ヶ月ぶりの新刊です。
そんなわけで、けっこうワクワクして待っていたんですが。
感想は、かなり微妙です。
【うれしかった点】
  • サルドニュクスが起きていた。
  • 女体化していた。
  • ものすごく格好良くなっていた。
  • 笑っていた。
  • 怒っていた。
  • タロットワークの時代のように容赦なく人を捌いていた。
  • 要するに、サルドニュクスが結構活躍していた。

【イマイチだった点】
  • スマートが寝ていた。
  • 野梨原さんいわく「今まで書いてきた中で一番変態キャラ」だそうな新キャラが、
    イマイチそうでもなかった。
  • サルドニュクス VS スマートの魔力対決が、あおりになってるわりには消化不良。
  • 等等...
この新しい「魔王」シリーズの新キャラがイマイチ個性がないように感じてしまうから
余計にそうなのかもしれないけど(変態というならば、「ちょー美女と野獣」の中のアラン王子のほうがよっぽど変態だった)、なんだか3冊共にすっきりしない読感です。
魔力対決も「ちょー魔王」のなかであったタロットワークとスマートが合同でバロックヒートを召喚したところのほうが迫力があったし。
なにより3冊共にクライマックスの結末が尻切れ状態でその後のシーンに移っているので、妙な感じに読んでるコッチが追いついていけないのだな。
(ミジャンが「革命家」になったくだりは、もうすこし詳しく何をしてどうなったかを書いてほしかった。あれじゃァ彼女がどうしてあそこまで疲弊していたのか全然わからない。)
別に毎回新キャラを出さなくても、サルドニュクスをある状況に追い込んで、そこにスマートが絡んでいってくれたら、それだけでも充分面白くなると思うのに~。

でも、久しぶりにジエールとか、旧キャラを彷彿とさせる名称が登場したところはうれしかった。
あと、最後にサルドニュクスはほぼ魔力を失ってしまうんですが、その状態を微妙に喜んでいる姿がね、なぜだか妙に嬉しかった。
(やっぱり彼が魔王になってしまった経緯には、犠牲的精神を感じてしまうからなァ~)

でも本音を言えば、一番読みたいのはアラン王子とオパールの後日談だったりするので、できればチラ見せでもいいから、書いてくれたらうれしいです。

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